アメリカの大学では、日常的に学生同士の議論が授業内でたくさんあります。私がアメリカの大学に通い始めて一番最初に現れた壁がこの”議論“などのグループワークでの話し合いです。何がここまで難しくするかと言うと、英語力議論慣れ予備知識の3つが非常に重要な点だと考えます。私が実際にアメリカで議論をして挫折感を覚えた経験は、全く話題に参加できず、グループ内のみんなから目を合わせてもらえなかったことです。自分の意見を言わない人は議論では必要とされません。そのため、いかに適切なタイミングで、グループの注意を引くような意見をいう事が必須です。また、企業のミーティングなどでも意見を言わないならば参加する意味はないと言われているそうです。そのため、今回はアメリカの議論・ミーティングで自分の意見を伝える。そして次回からも呼ばれる人間になるためには何が必要かについて書いていきたいと思います。今回は英語を使った議論・ミーティングについて書くので、アメリカの大学や外資系企業でミーティングがあるが不安に感じている人にとって少しでも助けとなれば幸いです。今回は、上記でも述べた通り、英語力議論慣れ予備知識の3つに的を絞って書いていきたいと思います。

英語力

まずは、言語という点で、英語力は非常に重要となってきます。私がアメリカの大学に来て初めての議論では、英語力のハンデと議論慣れしていなかったこと、さらに議論が進むスピードが早すぎて全くついていけませんでした。一番最初の議論は、多様性の授業で行った議論です。その授業ではチームごとに配られたプリントの問題を話し合いながら解いていくというものだったのですが、予習していなかったことと、その当時英語力が不十分だったこともあり、早く進む話し合いについていくのが精一杯で、自分の意見を言うのが非常に難しかったです。グループワークで自分の意見を言わないとどうなるかと言うと、グループのメンバーが目を見て話してくれなくなります。その為、英語力が必須です。そして、円滑に議論を進めるために、議論で相手の話に割り込んだり、自分の意見を述べる際に使える言い回しなどの知識も必要です。

議論慣れ

これに関しては、完全に場数を踏むしかありません。プレゼンテーションと同じで、回数をこなすことが成長は絶対的に必要な要素です。だんだん数をこなして改善していくことで議論慣れをして、適切なタイミングで自分の意見を述べることができたり、議論の進行に必要な英語などを学ぶことができます。私がアメリカの大学の大学のある授業で学んだ議論のマナーなどのことに関しての授業で、仲間たちに礼節とモラルを持って議論することを学びました、そして、議論での個人の発言とその人の人格は分けて考えるべきなど、たくさんの数を踏まないと議論の技術は向上しないので、積極的に場数を進むことをお勧めします。たくさんのミスを経験することで、そこから反省してレベルが上がっていきます。チャレンジあるのみです。

予備知識

予備知識は非常に大切です。この中でも非常に大事な要素の一つではあります。予備知識が十分にあることで、場数と英語力をカバーできます。なぜなら、議論のテーマに関する知識が十分にあることで、議論に対する先回りができ、予め自分の仮説と考えられる問題について自分の意見を準備できるので、余裕を持って議論することができます。そして、議論が少し息詰まってアイディアが出にくくなった時に自分のアイディアを発言すれば、議論での自分の立ち位置を確立する事ができます。そのため、議論の内容について事前に学習することは議論を円滑かつ自分の存在を知らしめるには重要な要素です。

最後に

上記の3つ、英語力議論慣れ予備知識をカバーすることで、どんな議論にも対応する事ができます。短期的に難しい議論やミーティングで成果をあげるハッタリはありませんが、この中でも特に予備知識を重視し議論に向けて準備する事で比較的容易に議論を進める事ができます。勉強でもそうですが、クラスでやることを予め予習してから授業に臨むことで非常に容易に授業内容を理解する事ができるのと同じで、議論・ミーティング内容を事前に把握し、自分なりにまとめて臨む事で非常にスムーズに時間を過ごす事ができます。ぜひ今回紹介した方法をもとに、有益な議論ができることを願っています。最後まで読んでいただきありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です