英語音声の映画でこんなシーンは見たことないですか?核ミサイルの発車コードを無効にするためにパスワードを打つシーンで, 例えば、ADGEGというパスワードを伝えるときに、Aplph, Delta, Golf, Echo, Golfなど、パスワードと何の関係があるのかわからない単語を言っている。これはフォネティックコードといい、電話などの音声だけで相手に正しい文字のスペルを伝えるための国際的な通話規則なのです。このフォネティックコードを使う時の英単語は、誰もが知っていて、間違えにくい固有名詞の場合がほとんどです。あくまで、わかりやすく簡潔に文字を伝えるのが目的なので、ここで間違えが起きるような単語は選ばないように注意しましょう。アメリカで生活する場合はこのフォネティックコードは必ず必要な時が来ると思います。電話で自分の名前やメールアドレスなど、文字を伝える場合には必要です。現に私も今までに何度か、このフォネティックコードを使い、文字を伝えたことがあります。ですが、普段あまり使わないので、咄嗟に思い浮かばなくて変な名詞を使ってしまった記憶があります。

軍隊や航空管制官が使うフォネティックコード

よく戦争映画やその他のミリタリー映画の中で、チームの名前がDeltaやBetaというのがありますが、これも無線などで的確に情報が伝えられるため適したチーム名なのです。戦争などの緊迫した状態でさらに電波も悪くなった場合、何度も聞き返す必要のあるチーム名では作戦に支障が出てきます。そのため、簡単かつ伝わりやすいチーム名となっています。軍隊が使うのは、より簡潔で決まったルールがあるそうです。軍隊のフォネティクコードは、IRDS(International Radiotelephony Spelling Alphabet)。そして、航空管制官が使うフォネティックコードは、ICAO (International Civil Aviation Organization)と呼ばれており、NATOが使っているコードと同じだそうです。気になる方は、上記のURLに飛んで、見てみてください。

電話でメールアドレスを伝える

電話で英語のスペルを伝えるのは意外と難しいです。日本人に伝える場合は、簡単だと思いますが、それを外国人に伝える場合は少し難しいです。そのため、このフォネティックコードを使い、英語のスペルを伝えることで、間違いなく相手に伝わります。

最後に

この知識は知らなくても問題ないのですが、アメリカで生活しているとよく使われるので、知っておくと、急にBeta, Ganma, Echoとか言われても何のことか理解ができるでしょう。学校などで、ABCDなどの選択問題で答え合わせをする際にもこのPhonetic Codeで答えの記号を読んだりするので、これを知っていると何のことかわかるでしょう。フォネティックコードという言葉自体を知らなくても問題ないですが、フォネティックコードがどう言ったものか知っているとその場に遭遇しても焦らずに答えられます。

Work Cited

https://militarybenefits.info/military-alphabet/

https://www.nato.int/nato_static_fl2014/assets/pdf/pdf_2018_01/20180111_nato-alphabet-sign-signal.pdf

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